訳アリ物件でも売却できる?
中古マンションを売却した体験をこのブログで公開したところ、こんなご質問をいただきました。
親から受け継いだ古いアパートを売りたいんですが、古くてボロボロで…。こんな物件、売れないですよね?
売れるのは、ごく一部の「資産価値が高い」とみなされる物件だけなのでは?
その他の物件、ましてやいわゆる「訳あり物件」なんて、売ろうとしても売れないのではないか。たとえ売れたとしても、二束三文で買い叩かれるのではないか。
こんなご心配をされているあなたにご紹介したいのが、訳あり物件を専門に買い取ってくれる、その名も「訳アリ物件買取PRO」(株)AlbaLinkです。
訳あり物件とは?
「訳あり物件」と聞くと、その場所で事件や事故が起こったとか、ゴミ屋敷などに代表されるいわゆる「事故物件」をイメージされるかもしれません。
しかし、それだけではありません。
質問者さんのような「古アパート」や、相続で受け継いだため、権利関係も複雑で管理も行き届かない「相続物件」なども一種の「訳あり」です。
また、不動産というと建物ばかりに目が行きがちですが、建てられた土地自体が「訳あり」なものもあります。
道路に接している部分が狭く、奥まった場所に土地がある「旗竿地(はたざおち)」や、そもそも道路に接していない「未接道地」などです。
ただでさえ慣れない不動産売買なのに、売りたい物件が何かしらの問題を抱えていたら、はたして本当に売れるのだろうか、と心配ですよね。
どうやって物件を売るの?
不動産物件を売るには、大きく分けて2つの方法があります。
「仲介」か「買取」です。
この2つの違いと、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
仲介のメリット・デメリット
・販売機会を拡大できる
仲介の最大のメリットは、「販売機会の拡大」です。
不動産会社に仲介を依頼すると、依頼された不動産会社は、インターネット広告、店頭、雑誌などさまざまな媒体を使って宣伝してくれます。
自分だけでこのような宣伝活動をやろうとするのはハードルが高く、ノウハウやツテを持つ不動産会社の強みを生かせる部分です。
熱心に販売活動をしてくれる会社や、ニーズにマッチした顧客を抱えている会社に巡り合うことができれば、意外なほどスムーズに売買が成立することもあります。
・希望価格で売り出せる
販売価格を自分で決められることも仲介の大きなメリットです。
自分が所有していた大切な物件を、納得いく価格で売ることができれば、手放しても後悔は少ないでしょう。
ただし、自分が売りたい価格がその物件の価値に見合わない場合、いつまで経っても買ってくれる人が現れない、という事態にもなりかねません。
よくある失敗が、「ローン残債が〇〇万円だから、それ以上の価格で売ろう」と、売り手側の都合で値段を決めてしまうことです。
価格は、その物件の価値を正しく見極め、安すぎず高すぎずというちょうど良いラインで値付けをおこなう必要があります。
・売れるまでに時間がかかる
でも、不動産の価値なんて普通はなかなか判断がつきませんよね。
最初に売りに出した値段では買い手がつかず、ズルズルと値段を下げるうちに何ヵ月も経過してしまう、といったことが仲介売買ではよくあります。
ようやく買い手が見つかったと一安心したのもつかの間、実際に物件を引き渡し、売買が完了するまでには、その後にもまだ何ヵ月もかかります。
仲介による不動産の売却は、平均で大体半年ほどは時間がかかるようです。
私は幸いなことに、できうる限りほぼ最速でマンションを売ることに成功しましたが、それでも売却まで3カ月以上もかかりました。
詳しくは「売買契約から引き渡しまで-マンション売却録・7(最終回)」をお読みください。
買い手が見つかった!で終わりでは全然ないよ、という実体験です(泣)。
・仲介手数料がかかる
費用面においても、仲介には無視できないデメリットが存在します。それが「仲介手数料」です。
仲介をお願いした物件が無事に売れたら、媒介してくれた不動産会社へ手数料を支払う必要があります。
仮に3000万円の物件が売れたとしたら、実に100万円以上(税込105万6千円)の手数料がかかります。
かなり大きな費用ですので、必ず念頭に置いておきましょう。
・売り手は契約不適合責任を負う
仲介での売買は、間に入る不動産業者はあくまで「仲介」であるため、物件に関する責任は売り手本人が負うべきとされます。
引き渡し後に物件に瑕疵(かし)が見つかった場合や、売買契約時の説明と異なる点が見つかった場合、買い手から補修や代金減額を求められる可能性があります。
最悪の場合、損害賠償を請求されたり、契約を解除されたりすることもあり、単純に売って終わり、とはなりません。
このように、売り手の自由も多い半面、時間や手間もかかるのが仲介での売却です。
買取のメリット・デメリット
・とにかくスピーディー!
専門の買取業者に物件の買い取りを依頼した場合、手続きはグッとシンプルになります。
物件の査定をしてもらい、価格について折り合いがつけば、そこでもう売買成立!です。
少なくとも3ヵ月程度の時間を要する不動産仲介にくらべ、買取では最短一週間ほどで契約が成立してしまいます。
業者は、個人にくらべてはるかに潤沢な資金を用意できているため、代金の支払いが迅速です。
売買にあたって住宅ローンなどを使う必要もないので、何週間も待たされたあげく、相手のローン審査が通らなかったのでキャンセル、といった事態にもなりません。
現金化を急ぐ場合には買取一択となるでしょう。
・内覧の準備や清掃の手間がかからない
内覧のたびに案内をしたり、物件の清掃をしたりといった手間がかからないのも業者買取のメリットです。
業者は、買い取った物件をリフォームや再建築などで価値を高めてから再販することが一般的であるため、引き渡し前にいちいち物件を清掃したり見栄えを整える必要はありません。
手間のかかる事前準備なく売りに出せるというのも、買取の便利なところです。
・物件を売りに出していることが他に知られにくい
買取業者と一対一でのやりとりで終わるため、近隣の人や知人に、物件を売りに出していることが知られにくいというメリットもあります。
周囲の余計な詮索や憶測に煩わされずに不動産の売却を進められることは、大きなストレス軽減となるでしょう。
・仲介手数料がかからない
仲介の際に必要な仲介手数料が、買取では一切かかりません。
単純にその分の手残りが増えるのも嬉しいですね。
・買取価格は仲介売買よりも安くなりがち
業者はリフォーム前提で買い取る場合がほとんどのため、あらかじめその費用を見込んでの値付けとなります。そのため、仲介によって売買する際よりも買取費用は安く抑えられることが多いのがデメリットであると言えます。
ただし、仲介手数料もかからないため、トータルでの損得は一概には言えません。
むしろ、買取のスピーディーさによって物件売却までの時間や手間を軽減できた場合、その分も考えればお得になることもあり得ます。
仲介と買取、どっちを選べばいいの?
このように、不動産物件の売却には大きく分けて「仲介」と「買取」の二通りの方法があります。
どちらを選ぶかは、売りたい物件の特徴を踏まえ、仲介と買取どちらのメリットが最大限に活かせるかで判断するのが良いでしょう。
資産価値の高い物件、買い手がそのまますぐにでも住みたい!と思えるような物件の場合は、「仲介」を検討。時間はかかりますが、高値で売れる可能性が高まります。
一方で、売却に時間がかかりそうな訳あり物件、早めに処分したい相続物件など、売るのが大変そうな物件は、そういった物件の買取を専門に取り扱うプロにおまかせするのが最適です。
「いったいこの物件はいくらで売れるんだ? そもそも、お金を出して買ってくれる人なんているのか?」と思うような物件でも、専門業者であれば必ず査定額を出してもらえます。
売りやすそうなら「仲介」、売りにくそうなら「買取」です。
まずは、ご自分の物件の具体的な価値を知るために、査定に出してみることからスタートしましょう。
【訳アリ物件買取PRO】とは?
そうは言っても、どこに査定を依頼すれば良いか分からない、という方に最適なサービスをご紹介します。
運営は、訳あり物件や売りにくい不動産の買取再販業を専門に行う「株式会社AlbaLink」。様々なメディアにも紹介され、今急成長中の会社です。
その「アルバリンク」が手掛けるのが「訳アリ物件買取PRO」です。
「訳アリ物件買取PRO」の特徴
「訳アリ物件買取PRO」は、その名に冠する通り、「ワケアリ」物件に特化した買い取りのプロです。
独自のノウハウを持ち、普通では売りにくいような物件でも、無料で査定、金額を提示してくれます。
もちろん買取資金も豊富に用意してあるので、最大5億円までスピーディーに買取対応が可能です。
売る前の手間も限りなく軽減、売却後の契約不適合責任も必要ありません。
買取までの流れ
買取完了までは、以下のたった3ステップです。
ステップ1・無料問い合わせ、相談
以下のリンク先の「無料査定フォームはこちら」より、物件の情報を入力、送信。24時間対応可能です。
フリーダイヤルでの電話対応も受け付けています。(10:00~19:00)
ステップ2・無料査定・買取価格の提示
査定依頼後、売りたい物件を無料で出張査定してもらえます。通常半日~二日程度で査定結果がもらえます。
残念ながら価格が折り合わず取引キャンセルとなっても、料金が発生することはありません。
ステップ3・買取成立
査定額に納得がいけば、買取の契約を結びます。
その後数日程度(最短3日)で買取価格が入金され、取引完了です。
まとめ
不便な土地に建つ古びたアパート。住人がそこで亡くなってしまった事故物件。
まさか売れるとは思わなかった物件に、思わぬ価格がつくかもしれません。
事前の準備は不要です。処分に困る不動産に悩んでいるなら、まずは査定をしてみることをオススメします。
売買が成立した後の、重荷から解放されたような、心のつかえがスッと取れたような、清々しい気持ちを、ここまでお読みくださったあなたにも是非感じてほしいと願っています。
あなたの物件が少しでも高値で売れますように!