読書の習慣を身につけたい!
読書の楽しさは知れば知るほど奥深く際限のないものです。
私はそれなりに読書好きな方ではありますが、それでも、もっとたくさん本を読みたいし、読書へのハードルをさらに下げたいと考えています。
そこで、「ズボラアイテム」の力を借りて、読書に付きものの「不便」や「面倒」を減らす工夫をしてみました。
ちょっとした工夫と便利なアイテムの力で、読書は簡単に習慣化できますよ。
読書を習慣にすると何が良いの?
読書を習慣化し、本から知識を吸収することが苦ではなくなると、間違いなく人生が好転します。
なぜなら、本を読むことで身についた知識やボキャブラリー(語彙)は、自分の人生に「選択肢」を増やしてくれるからです。
知らない国の言葉を話せないように、そこに道があることを知らなけば、そちらへ進むことはできません。
「知っている」ことは、その分だけ進める道=選択肢を増やすということ。
選択肢を多く持つことは、財産を多く持つことと同じ、場合によってはそれ以上の価値を生みます。
それに、同じ道を歩くとしても、誰かが選んだ道より、自分で選んだ道はそれだけで満足度が上がり、人生を豊かにしてくれるものです。
さあ今日からすぐに、スマホを見る時間をちょっとだけ減らして、本を開く時間に変えてみてください。
なぜ読書を続けられないのか
……とか何とかえらそうに言ってる私も、本を読んでいたはずが気付けばスマホを手に取りSNSを見ていた、なんてことはしょっちゅうです。
気付くと本が手から離れてたりするんですよねー(苦笑)。
人が本ではなくスマホばかりをついつい見続けてしまうのはどうしてなのか?
それはズバリ、スマホは「簡単だから」。
画面に並んだアイコンを軽くタップするだけで、お気軽に情報を入手できたり、楽しいゲームを始めたりできます。
さらに、スマホが手放せなくなってしまうのは、「やめる理由が見つからないから」。
youtubeで動画を一つ見終わっても、そのあとに出てきた「おすすめ動画」をついついタップし、延々ループに陥った経験を持つ人も多いでしょう。
つまり読書を習慣化するためには、スマホと同じように「簡単に」本を開けるようになり、読むのを「やめる理由」をできるだけ無くせば良い、ということになります。
ズボラグッズ のススメ
そこでおすすめなのが「ズボラグッズ」!
少しでも読書を楽にすることで、「本を読まない理由、読むのをやめてしまう理由」を無くしてしまおうというのが目的です。
読書が続かない理由その1:面倒
- 前回どこまで読んだっけ?
- しおりをはさんでおいたはずなのに、持ち運ぶ間にどこかへ落としてしまった!
- 手が滑って、うっかり本を閉じてしまった!どこまで読んだか分からない!
人は、こんなささいな「面倒」が起こっただけでも、本を開くのがおっくうになったり、パタンと閉じた本を二度と開かずスマホに手が伸びてしまったりします。
スワンタッチ
これを簡単に防げるアイテムが「スワンタッチ」です。
かなり昔からあるのでご存知の方も多いでしょうが、ロングセラー商品なだけあって、超おすすめ、必携です!
安価で買える最強のズボラグッズ。
特徴は、以下の通り。
- スワンのくちばしが今開いているページを常に追ってきてくれる
- しおりを挟み直す手間がない
- なにかのはずみでうっかり本を閉じてしまっても大丈夫
必携!(二度目)
私は色違いで3個持っていて、小説などの娯楽系用、資格勉強用、実用書用、と使い分けています。
別に何色を何のジャンル、ときっちり決めているわけではありません。
スワンが必要になった時に手元にないのがストレスだから多めに持っている、というだけです。それぐらい必携!(三度目)
ちょっと気になるのが、「スワンタッチ」は最後のページに粘着テープでくっつけるタイプなので、剝がすときに本を傷めてしまわないかということです。
和紙のような材質の紙に貼るのは避けた方が良いかと思います。
ブックカバーにつけたり工夫が必要かも。
でも絶妙な粘着強度なので、案外紙もケバだったりせず大丈夫ですよ。
PageKeeper(ページキーパー)
とは言えやっぱり紙に粘着テープを貼るのは抵抗がある、という人には「PageKeeper(ページキーパー)」がおすすめです。
これも、今開いているページを自動的に追っかけてくれる賢い子。
しかも「スワンタッチ」のように紙にくっつけなくても使えます。
1000円程度と多少お値段は張りますが、その分繰り返し使えるので、元を取ってやる勢いで使い倒せばいいだけです。
見た目もスッキリしていて、不必要に存在感が主張してくることもありません。
ページを追っかけてくれるのは先が丸まった金属なので、本を閉じると、はさんだページが少しふくらむことだけ、ちょっとご注意。
閉じた本の上から物を置いたりして力がかかると、紙に跡がつくことがあります。
似たような使い方をするグッズで、クリップ型のものもありますが、ホールド力がちょっと弱く、持ち運んでいる間にバッグの中でポロッと取れてしまったりするので、上記の2品がおすすめです。
読書が続かない理由その2:不便
- 両手がふさがって不便
- 姿勢が変えられなくて不便
意外に本は片手では持ちにくいものです。
持てたとしても、今度はページがめくれない。
コーヒーも飲みにくいし。
そんな時、テーブルの上に本を広げて置いておけたら、と思いますよね。
GIMBLE TRAVELER/ジンブルトラベラー
おススメはこちらです。
「GIMBLE TRAVELER/ジンブルトラベラー・折りたたみ式ブックホルダー」
両手を空けられる便利アイテム。
本から手を離せるというのは、想像以上に便利です。
一度使ったら、クセになること間違いなしです。
料理しながらレシピ本を参照する時などにも使えます。
ページオープナー
「ジンブルトラベラー」がちょっと高いよ、とかこんなに本格的なものでなくてもいいよ、という方におススメ。
ページを開いた状態で机の上に置けます。
完全に手を離すというより、一時置きとか、片手で軽く支えながら使用するのが良いかと思います。
その分「ジンブルトラベラー」より手軽に使えます。
私は上記の写真の通りシンプルなブラックを買いましたが、カラーが豊富なのも良いですね。
デスクの上など、よく本を読む場所に置いておいても邪魔になりません。
読書が続かない理由その3:アウトプットが同時にやりにくい
本を読んでいる最中、心に響いた言葉や要点をメモしておきたくなった。
そんな時はどうしていますか?
片手で本を押さえたり、ひっくり返したりして机の上に置き、紙とペンまたはスマホを取り出してメモる?
ぶっちゃけ、なかなかの手間じゃないですか?
本に直接書き込むのもいいですが、ちょっと抵抗ある方も多いでしょうし、せっかく書き込んだメモがどのページだったのか、後から探すのも大変です。
スリップメモ
そこでおすすめなのがこれ。
アウトプットとインプットを同時に手助けしてくれるアイテムです。
書籍の中に挟まれている短冊形のカードをメモにしたというもの。
買われる前の本にはさまってる「あれ」です。
正式名称をなんて言うんでしょうか。
半円の目印が上からひょこっと飛び出してて、本屋で本を買うと、レジでスッと抜き取られてるあれ。
ネット購入の本は挟まれたまま送られてくるあれ。
あの紙が、しおりとメモを兼ね備えた便利グッズになったものです。
とにかく気軽にメモを取る習慣をつけたい、という方は常備しておくことをオススメします。
メモをした場所にそのまま挟んでおいてもいいですし、しおりとして使いながら、1冊に1枚使用(足りなければ複数枚でもOK)し、読書記録の代わりに取っておくのもいいですね。
昭和のオフィスによくあった領収書ホルダー(?)(こういうの↓)に、どんどん刺していって貯めていくのもワクワクしますね。
デスクの隅に置いておいて、時々パラパラと見返せば、忘れていた言葉を思い出したり、新しいアイデアがひらめいたりもしそうです。
読書が続かない理由その4:飽きる、モチベーションが上がらない
- 何となく本を開くのがダルい
- 気付くとスマホに手が伸びてしまう
こんな、集中力やモチベに欠ける人は、最初にまず本を読む時間を決めてしまうのが有効です。
基本は15分からでOK。
たった15分です。
もしもその15分があっという間に過ぎたのなら、もう15分間延長すれば良いのです。その繰り返し。
最初は15分だけ。そう思えば本を開くハードルはグッと下がります。
その15分を測ってくれるのがタイマーです。
本を開く前に、まずはタイマーのスイッチをオン!にしてしまいます。
すると、たちまち始まるカウントダウンに急かされて、自然に本を開いて読み始めてしまうでしょう。
そうなれば、習慣化は手に入ったも同然です。
おすすめのタイマーはこちら。
mark-my-time
なんと、タイマー付のしおりです。
こんなものが売ってるんですね~。
似たようなことを考える人が多いということでしょう。
普通のしおりより多少厚みがある分、持ち運ぶ時に落としたりしないよう注意は必要ですが、その分開くときにはパッと開けるので使いやすいです。
無印良品のキッチンタイマー
さすが無印さん!という感じのシンプルなデザインがステキ。
側面をクルクル回して時間をセットします。
アラームの音量もちょうど良く、ヘビロテ必至です。
慣れると片手でセットできるので、気軽に使用できます。
裏ワザとして、リセット(00:00)した状態でSTARTを押すと、「カウントアップ」としても使えます。
「何分読書したかを測る」という使い方をしてみるのも便利ですね。
まとめ
読書を「ズボラに」習慣化する便利グッズを7つご紹介しました。
どれも気軽に試せるお値段なので、ぜひ一度使ってみてください。
読書に限らず、「不便」とか「面倒」とかの小さなストレスをなくせるのっていいですよね。
日常のささいな場面で蓄積されるストレスというのも、積もっていけばバカにできない気がします。
簡単なアイテムの利用でそれが無くせるなら、QOLにおける費用対効果はかなり高いんじゃないでしょうか。
あなたの読書習慣化、QOL向上に少しでも貢献できますように!